(福岡県久留米市)
「和ノ吉」は、久留米市の国道3号線沿いにあり、100m圏内に3店舗がひしめき合う激戦区ながら、リピーターの多い人気店である。
その人気を支えている1つにスープがある。久留米ラーメンといえば一般的に、濃い=独特の濃厚な香りというイメージがあるが、「和ノ吉」のスープは濃いものの臭みが無く、深みのある味が表現されている。
これは、スープが減った分だけ豚骨を継ぎ足しながら、毎日10時間にわたり常にグラグラと沸騰した状態をキープ、そうすることで、臭みを取りながら深みのある味を実現している。
また、このように強火力で長時間の作業を毎日継続できるのは、鉄羽釜の耐久性があるからこそで「和ノ吉」のスープの味を実現するには、この強火力が絶対に必要とのこと。そのため、当社の羽釜がセットされた「昇和バーナー製かまど」は熱を逃がさないためスープ作りに欠かせないと、店主の時氏はおっしゃっていた。
インタビューの最後には「周辺にラーメン店が多くあるものの、美味しさは人それぞれ。久留米ラーメンも色々あって良い。お客様の選択肢の1つとして、今後も年齢を問わず皆様に食べて頂けるようなラーメンを作っていきたいです。」とのラーメン作りへの強い思いを話された。
取材協力:留米ラーメン 和ノ吉(福岡県久留米市高野2丁目10-5)http://kurume.mypl.net/shop/00000356331/