大和重工株式会社

6月3日、高知県・伊尾木小学校で子どもたちと炊き出し実技の学習に参加しました。

平成24年6月3日 高知県安芸市立伊尾木小

高知県の伊尾木小学校は県の西部、太平洋を望む土佐湾沿いにあり「土佐くろしお鉄道」がすぐそばを通る、全校児童約50名ほどの小学校です。
6月3日日曜日の参観日で、通常の授業参観に加えダイワ移動かまどを使った「災害時のとっさの救急実技学習」が行われるというので、お邪魔してきました。
まず日本赤十字社高知県支部の方による「災害時に役立つ救急手当て」の講義があり、子どもたちはハンカチなど身近なものを使って救急手当てのやりかたを学んでいました。
後半はいよいよ移動かまどの登場。「電気釜もないのにどうやってご飯を炊くの?」子どもたちは興味津々です。ペットボトルの少量の水と、炊き出し用の特殊なビニール袋「ハイゼックス」の使い方を教えてもらい、自分たちで炊飯の準備をしました。
大規模な地震が予想されるなか、太平洋に面した高知県では津波被害も含め防災への意識が非常に高まっています。子どもたちにも、とっさの判断力や自立した防災意識を身につけてもらうことが重要な教育のひとつになっているようです。

「本当に炊けたよ!」自分で準備したごはんをほおばります。
日赤高知県支部奉仕団の皆さんの紹介。
「水は必要な量だけでね」
ハイゼックスというビニール袋にお米と水を入れて一度に炊きます。