東日本大震災からの復興を支援する「復興祭 ~みんなに元気を~」が宮城県2会場で開催され、当社本社、東京および大阪営業所から炊き出しのお手伝いに行きました。日本赤十字社山形県支部の主催で、ボランティアの皆さん総勢約30名が、6月28日(土)石巻市の蟹田・内田地区仮設住宅、翌29日(日)には気仙沼市小原木中学校仮設住宅に向かいました。両会場ともに、山形の郷土料理「芋煮」がダイワ移動かまどを使って作られました。このダイワ移動かまどは震災後まもなく日本赤十字社を通じて宮城県に寄贈されたものです。他にも焼きそば、玉こんにゃく、おにぎりなどが振る舞われ、中でも綿あめコーナーは子どもたちに大人気でした。食事の後は、輪投げ大会や山形名産のさくらんぼを使った種とばし競争が行われ、皆さんに楽しんでいただきました。
最後はボランティアによる山形「花笠踊り」の披露。いつしか仮設住宅のみなさんも踊りの輪に加わっておられました。蟹田内田地区仮設住宅には46世帯110人、小原木では70世帯115名の方がいらっしゃいます。震災から3年半近くになりますが、いまだこうして仮設住宅で暮らさざるをえない方々を思うと本当に胸が傷みます。お一人でも笑顔になっていただけるよう、当社は今後も被災地支援をお手伝いさせていただきます。