大和重工株式会社

3月11日(日)食の追悼式&炊き出しグランプリvol.1が仙台で開催されました。当社もお手伝いに駆けつけました。

平成24年(2012年)3月11日(日) 仙台市・八木山ベニーランド

全国から集まったグランプリ参加者のみなさん
最優秀賞、優秀賞には当社「移動かまど」が送られました。(写真は沖縄そば「結まーる」チーム)。
最優秀賞、優秀賞には当社「移動かまど」が送られました。(写真は沖縄そば「結まーる」チーム)。
移動かまどと三升炊きかまどんを搬入。

東日本大震災発生の「あの日」からちょうど1年の3月11日(日)「食の追悼式&炊き出しグランプリvol.1」が宮城県仙台市で開催されました。
震災後、被災地では数多くの炊き出し支援活動が行われましたが、支援した方々と被災者の方々との心の絆を再確認しようという目的で「炊き出しグランプリ」の開催となりました。
これまで被災地で、微力ながら可能な限りのお手伝いをしてまいりました当社も、当日会場へ駆けつけました。

一年前と同じ寒い日でしたが、朝7時にはボランティアスタッフの方々が続々と到着。さっそく当社は移動かまどで味噌汁を、かまどん 「三升炊き」でごはんを炊き、ボランティアの方へ朝食を炊き出しました。
ボランティアの中には被災者の方もおられ「本当に炊き出しには助けられました。温かい白いごはんと味噌汁がこんなにもおいしくありがたいものか、と当時改めて感じました」とおっしゃっていました。

午前10時いよいよグランプリ開始。東京をはじめ全国からさまざまな団体が参加して、自慢の炊き出し料理を披露、いたるところに来場者の列ができました。参加団体が出展した炊き出し料理は、味、栄養はもちろん、配膳効率、コミュニケーション力のほか、食材の地産地消といった基準で審査され、グランプリが決定されます。
競技終了後の午後2時46分、会場の皆様と黙祷し犠牲者の方のご冥福をお祈りいたしました。
「炊き出しグランプリ」収益金は全額被災県へ寄付されるほか、グランプリ受賞メニューは地元特産としての継続販売や、被災地での雇用創出に役立てられる予定です。
またグランプリの副賞として上位3チームに、イベント協力企業のカルビー株式会社様から当社の移動かまどが贈られました。
「食」を通じて新たなコミュニケーションが生まれる、すばらしいイベントでした。

開場前から続々と並び始める来場者。
鋳鉄羽釜でごはんが炊きあがりました。
当社の炊き出しを召し上がるボランティアの方々。「あったかいねえ」
最優秀グランプリ賞つきじ喜代村すしざんまいさん。なんとまぐろをその場で解体。
解体したまぐろ「づけ丼」には長蛇の列。
「結まーる」の皆さんと。

「食の追悼式&炊き出しグランプリvol.1」

■日時=平成24年(2012年)3月11日(日)10:00開場
■場所=仙台市・八木山ベニーランド
■主催=炊き出しグランプリ実行委員会・一般社団法人エコ食品健究会(管理栄養士会)
■後援=福島中央テレビ、宮城テレビ、テレビ岩手、ウォーターフットプリント実践塾(資生堂、凸版印刷、大日本印刷、他)、関西大学、松山大学、フードアクションニッポン (順不同)
■協力=カネタ・ツーワン他被災地食品企業13社、カルビー他食品企業39社、エフエム岩手、エフエム仙台、ふくしまエフエム、松山大学、関西大学、愛媛FC、ららぽーとマネジメント、中小企業診断士平成18年幹事会 他(順不同)
食の追悼式&炊き出しグランプリのサイト