近年、多発する自然災害。助かったものの、長期避難生活に伴う『災害関連死』は見過ごすことができない大きな二次被害です。そこで、地域の防災リーダー・サポーターの協力が必要不可欠と言われており、多様な地域で研修会に力が入っています。
本研修会は2日間にわたり落合小学校で開催され、避難所生活のこと、避難者とのコミュニケーションのこと、どうすれば避難環境が向上するのか等、活発な学びあいの機会となりました。
主催/内閣府 共催/広島県、広島市、安佐北区自主防災会連合会
協力/落合学区女性会、広島文教大学、山崎パン株式会社、大和重工株式会社
当社は社内の防災士・管理栄養士を派遣し、現地での食環境(炊き出し)整備についてお伝えしました。一緒に調理をしていただいたのは落合女性会様、広島文教大学 人間科学部 人間栄養学科の学生様です。
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1日目は「アルファ化米+塩ちゃんこ鍋」。2日目は「鉄板焼きそば+山崎製パン」。いずれも、安佐北区役所に配備されているダイワ移動かまどを用いました。
学生さんからは「災害時の炊き出しなど、日常からなかなか経験できないことを学べてよかった」「釜で調理をしたり、様々な方と関わったりと良い経験になった」といった感想をいただきました。
当社は2019年より管理栄養士を採用し、地域の皆様の炊き出しサポートを行っています。今後とも地域の防災力が向上するよう、一緒になって取り組んでいきたいと思っています。