9月9日から10日にかけて北関東地方を襲った「関東・東北豪雨」。茨城県常総市では鬼怒川の決壊により広範囲が浸水しました。2カ月たった11月10日現在でも、避難所では250人以上が不自由な生活を余儀なくされています。また、浸水して使えない一階を片付けながら、二階などで生活される「在宅避難者」も少なくありません。こうした在宅避難の方には、10月で物資の支給が停止となり、しかしその後も自宅の水回りなどが復旧しないまま食事を作れず、コンビニやスーパーの弁当や惣菜だけの生活になっている方が多くいらっしゃいます。本社と東京営業所の計5人のスタッフはダイワ移動かまどを持って、地元企業のみなさんとともに、在宅避難の方々に炊き出しに行きました。現地では、龍ケ崎済生会病院の福澤純子栄養科科長にもご指導いただき、昼食と夕食をそれぞれ場所を変え提供しました。ご家族の分まで自宅に持ち帰ってもらえるよう、鍋や容器の持ち込みを事前におすすめしていたこともあり、昼食200食、夕食300食はあっという間になくなりました。被災者の方々が一刻も早く通常の生活に戻れるよう、支援を続けることが必要だと感じます。