大和重工株式会社

沖縄災害対策講演会で災害食の炊き出しを行いました。

平成26年12月2日 沖縄県・豊見城市中央公民館2Fホール

大好評の災害食「コンビーフシチュー」。
被災体験に基づいた奥田和子氏の講演。「災害と食」というテーマはとても新鮮だったとの多くの声がありました。
沖縄ではどこでも
売られているそうです。

主催: アースウィング株式会社 防災環境事業部

「2014OKINAWA災害対策講演会 沖縄への提言 ~災害の現場から~」が沖縄県豊見城(とみぐすく)市で開催され、当社もダイワ移動かまどを使った炊き出し実演を行いました。
「災害と食」をテーマにした講演会には、約200人の参加がありました。
まず甲南大学名誉教授・奥田和子氏からの提言は「正しい災害食の選び方」。
奥田氏は、阪神淡路大震災で自ら被災し、その経験から「災害と食」の研究を始め、具体的な備蓄方法などを提唱されています。
「救援物資が届くまでの一週間分の備蓄が必要」「被災地での食は腹の足しになり、悲しみの中で心の足しにもなる」との説明は多くの共感を得ていました。
続いて、横浜国立大学特任教授・宮本卓次郎氏が「行政には限界があり、自助の差が明暗を分ける」と話されました。
講演後、奥田氏監修の災害食の一例として「コンビーフハッシュ」を使ったコンビーフシチューの炊き出し実演が行われました。「コンビーフハッシュ」は沖縄県民には非常に馴染み深いローカル食材。沖縄では各家庭に常備されていることが多く、また保存がきき、水も節約できるという理由で災害食の材料として採用されました。
「ダイワ移動かまどEGS800A」で当社スタッフが調理を行い、会場の皆さんに振る舞いました。
また会場内ではダイワ移動かまどや湯牧民かまどんを始めとして、さまざまな防災に役立つ商品が展示され、参加者の関心を呼んでいました。

「ダイワ移動かまどEGS800A」を使った炊き出し実演。

できあがったコンビーフシチュー。
防災用品の展示。今年は各地で多数災害が発生したためか高い関心を呼びました。