9月10日の「下水道の日」にちなみ、9日恒例の「下水道ふれあいフェア 」が開催され、残暑厳しいなか多くの家族連れで賑わいました。さまざまな展示や体験コーナーを通して、生活に欠かせない「下水道」を市民により深く知ってもらおうというイベント。当社も毎年参加させていただいています。今年はダイワ移動かまどを使って「まめぶ汁」を作り、来場者の方々に無料で味わっていただきました。「まめぶ汁」というのは岩手県久慈市を中心に伝わる郷土料理。東日本大震災の被災地での炊き出しでも多く振る舞われ、被災者の方の体と心を温めた料理です。日本赤十字社を通じダイワ移動かまどが久慈市に寄贈され、当社スタッフも東北へ炊き出し支援にうかがいましたが、その際地元の日本赤十字社の方に作り方を習いました。その味を「下水道ふれあいフェア 」で披露させていただいたというわけです。震災から1年半。こうしたイベントを通じて、依然として厳しい状況の被災地のことを忘れずにいたい、と思います。