オートパレットチェンジャー(APC)は、複数のパレット交換装置を門形マシニングセンタ(MC)の側方あるいは前方に設置し、マシニングセンタ本機のテーブル上に加工物(ワーク)を載せたパレットを搬入あるいは搬出して、加工物の交換を自動で行う装置です。 本機が加工中であっても、本機の外でパレットから加工物を取外したり、取付けたりすることができます。これにより機械の稼働率を大幅に高めることができます。 当社では1980年代から、独自に設計/製造を行ってきており、OEMを主体に累計400セットの納入実績があります
横入れAPCは、マシニングセンタの側面から加工物を交換するもので、左右に1基ずつ架台が配備されています。 このため、設置スペースが少なく、またパレットの交換時間が縦入れ式に比べて短いという特徴を持ちます。
横入れAPC動作イメージ
パレット(A):架台(A)上で段取り→テーブル上へ搬送→加工→加工終了→架台(A)に搬送パレット(B):架台(B)上で段取り→テーブル上へ搬送→加工→加工終了→架台(B)に搬送
上記ラインナップ以外のサイズ、積載荷重仕様についてもご相談を承ります。
縦入れAPCは、マシニングセンタの前面から加工物を交換するもので、全面に1基、およびその左右に1基ずつ架台が配備されています。このため、マシニングセンタ左右へのアクセスは確保されますが、前後に大きな設置スペースが必要になり、またパレットの交換時間が横入れ式に比べ大幅に長くなってしまいます。
縦入れAPC動作イメージ
パレット(A):架台(A)上で段取り→架台(C)へ搬送→テーブル上へ搬送→加工→加工終了→架台(C)へ搬送→架台(A)に搬送 パレット(B):架台(B)上で段取り→架台(C)へ搬送→テーブル上へ搬送→加工
下記サイズの製造実績があります。