東日本大震災の発生から、もうまもなく2か月が過ぎようとしています。ニュース等では、少しづつ復興への兆しが取り上げられることもありますが、被災された方々の不自由な暮らしはまだまだ続いています。 こうした中、大相撲貴乃花親方のグループが「絆の炊き出し」で再び宮城県南三陸町に向かわれると聞き、当社社員も応援に同行させていただきました。 総勢60人が5,000食分のちゃんこ鍋の材料などを持って南三陸町に到着後、ベイサイドアリーナ、志津川小学校、入谷小学校、歌津中学校の4か所の避難所に分かれて炊き出しを行ないました。 こうした支援活動に微力でもお役に立てばと、先般当社では貴乃花部屋に、防災用「移動かまど」を寄贈いたしました。 この移動かまどをお使いいただき、みるみるうちに『塩ちゃんこ』とおにぎりができあがりました。 お相撲さんが作った本物のちゃんこ鍋ということで、避難所の方々には大好評。すぐに長蛇の列ができ、こどもたちにも笑顔で食べてもらうことができました。 避難所でのご苦労な毎日の中、少しでもほっとするひとときをお過ごしいただけたなら幸いです。 今後も大和重工は被災地を応援する活動を続けてまいります。
ベイサイドアリーナ避難所。通常は町の複合スポーツ施設です。安否情報が貼られています。
> 貴乃花部屋のサイト “部屋だより”(4/15・18付)、“NEWS”(4/15付)に炊き出しのようすが掲載されています。