以前からお付き合いいただいている日本赤十字社徳島県支部様が、山形県支部様と合同で気仙沼市で炊き出しを行なわれると聞き、当社では移動かまど3台を寄贈、次いで設置支援などのため社員4人が気仙沼市に同行させていただきました。
5月8日現在、気仙沼市全体では55の施設に未だ約4,500人が避難されているそうです。お伺いした小原木中学校は市の最北部・唐桑地区の避難所で、約150人の被災された方々が不自由な生活を送っておられました。唐桑地区は北隣が岩手県の陸前高田市になる県境の町。陸中海岸国立公園の中に位置し、牡蠣が名産というところが広島と同じです。到着した5月12日は、昼食と夕食づくりのお手伝いをいたしました。栄養バランスが考慮されたメニューには、阿波牛を使った牛丼、半田そうめんのすまし汁など、徳島県の郷土料理が並びました。翌13日、今度は山形牛と採れたての山菜をふんだんに使った味噌汁など、山形県支部様のメニュー。避難所の方と在宅避難の方々にも召し上がっていただきました。日赤各支部の郷土色豊かな料理の炊き出しは避難所の方々に大変喜んでいただきました。
■現地に到着し「移動かまど」などの調理器具を設置開始。
■温かい手作り料理で避難所の皆様に喜んでいただこうと、料理ができあがっていきます。
■日赤各支部様が、それぞれの郷土色を豊かに出されたメニュー。