当社では、微力ながら東日本大震災被災地へのご支援を続けておりますが、先日、日本赤十字社岩手県支部に移動かまど2台を寄贈いたしました。現地では炊き出し用のかまどが大幅に不足、食事作りがままならない状況とお聞きし、急遽寄贈を決め、同時に7月2日ご利用先である大船渡市に支援に伺いました。寄贈した移動かまどは大船渡地区公民館の避難所で毎食ご利用いただいているそうです。 この避難所には、自宅から避難所へ通う方を含め約130人の被災者がいらっしゃいます(岩手県6月29日発表資料から)。当日は日赤秋田県支部の奉仕団の方が、秋田の郷土料理「きりたんぽ鍋」の炊き出しを行いました。まだまだ支援を続けていかなければならない状況ではありますが、それでも前週の日曜日には、近くの小学校で運動会が開催され多くの人で賑わった、というお話を聞くと、復興へ向けての希望を強く感じました。