幻の「三岡へっつい」が復元されました。

平成28年2月7日 福井県福井市・福井県生活学習館ユー・アイふくい

いよいよ幻の三岡へっついに火が入ります。当社の「羽釜30」の下に見えるのが今回製作したかまど部分。支えるのが福井県左官工業組合で製作された土台です。
ご飯が炊きあがるといっせいに拍手が沸き起こりました。
 昨年夏、福井県のブランド営業課様が、地域活性化のための材料として「三岡(みつおか)へっつい」についての情報を募集しました。
 「三岡へっつい」は幕末から昭和初期までに福井県を中心に使わていれた燃料効率の良い「かまど」です。
 福井藩士で、その後「五箇条の御誓文」を起草したことで知られる由利公正(三岡八郎)が考案しました。 関西ではかまどを「へっつい」と呼んでいます。
 しかし今も現存するものが見つかっていません。
 そこで福井県の左官工業組合様を通じて、当社にかまど部分の製作ご依頼がありました。
 「三岡へっつい」は司馬遼太郎の小説「竜馬がゆく」などに登場しますが、詳しい資料がほとんど残っていません。 設計製作は、こうした小説や古い文献などから推測し、スケッチを描くことから始まりました。
 かまど部分は約1カ月の期間を経て完成し、その後福井県左官工業組合で製作された土台部分に組み込まれました。
 こうして復元された「三岡へっつい」は2月7日「福井県ふるさとの日」イベントで披露され、実際にご飯を炊いて約100名分のおにぎりが振る舞われました。 今後も引き続き県内で展示される予定だそうです。

   当社ではこのような、お客様のさまざまなご要望に応えた特殊な鋳物製品も製作しております。ご要望がございましたらぜひご相談ください。

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当社吉田工場で製作中のかまど。釣鐘のような形ですが、上下逆さまの状態で 製作していますので、実際はこれをひっくり返して製品となります。
西川一誠福井県知事(右端)、井上量博左官組合理事長(右から2人目)も羽釜で炊いたおにぎりを食されました。
三岡へっついを見に多くの方が来場されました。福井県キャラクターの「はぴりゅう」も参加。